上越に戻りました

夕方上越に戻りました。
東京は大雨でしたが、上越に戻ったらきれいな夕焼けが迎えてくれました。

5日も家を空けると冷蔵庫の中が空っぽです。
ていうか、出かける前に計画的に生ものを全部食べてから出かけましたので、そういう類のものを買いに出かけなければなりません。
牛乳、バナナ、野菜類、とうふ・・・

そう、とうふ。

今日、スーパーで見ていて気が付きました。

わかります?

って、これだけじゃわかりませんよね。

赤丸の部分ですけど、「分別生産流通管理済み」と書かれています。

あれ?
「遺伝子組換えでない」
って書いてあったはずなのに。

たぶん規則が変わったんでしょう。

私は遺伝子組換えが良いとか悪いとか、そういうのはわかりませんよ。
品種改良はすべての作物で行われているでしょうし。
ただ、管理が難しくなってきているんだなあと思います。

もう20年以上前になると思いますが、遺伝子組換えが始まった時に思ったんですよ。
いくら遺伝子組換えを使っていないといったところで、少し離れた畑で遺伝子組換えを栽培してたら、風に乗って飛んできたり鳥や昆虫が仲介したりして結局は知らず知らずの間に交配してしまうでしょうし。
アメリカ広しと言えどもね。

だから、よほどきちんとしていないと「遺伝子組換えでない」と表示できなくなってきているのでしょう。

でもって、よく見たら「遺伝子組換えでない」も売っていたので買ってみました。

お値段は「分別」が88円、「遺伝子組換えでない」が148円。

つまり、そういうことなのでしょうね。

でも、胞子や花粉が風に飛ばされていくことを考えると、いつまで「遺伝子組換えでない」と表示できるのでしょうか。

つまり、何が言いたいのかというと、世の中は常に変わっていくのでありまして、私たちはその中で生きていかなければならないということなのであります。

40年近く前に「田舎の鉄道もちゃんと守ります」とか「駅はもっと便利になります」などと言っていたからと言って、40年も経てば時代が変わってくるのでありまして、当時の議論を知る人たちも少数派になられてきているのですから、あまりそういう議論をするよりも、「どうしたらよいか」とか「どうしたいのか」という議論をしていくべきだと、私は考えるのであります。

そして、大事なのは消費者や利用者がどう選択するかでしょうね。

そんなことを考えながら、私はヤッコをいただくのであります。