いよいよ明日から出社です。

何だかあわただしく6月が過ぎていきました。

私のオンラインサロン(有料サイト)の方では詳しいスケジュールをお知らせさせていただきましたが、明日から大井川鐵道へ出社いたします。

このところと言いますか、ここずっとと言いますか、物事があまりにもうまく進みすぎています。

以前にも申し上げましたが、私は自分のことを「超ラッキーな人間だ」と思っています。

考えてみたら今までの人生順風満帆とはいきませんでしたが、長い間山の稜線、尾根のようなところを歩いて来ていまして、つまり、両側が崖。どちらに転んでも転落する道を前に進むしかない状態で歩いてきたら、いつの間にか高いところに登ってきているという感じですが、根っからのチャレンジ精神と我武者羅さで生きてきたのです。

で、こういう時は必ず何らかの形で無理が来るもので、前々職の時には潰瘍性大腸炎を発症し1か月間入院を余儀なくされました。2013年秋のことです。

トキ鉄に来てからもいろいろやることがうまく進みまして、皆様方のおかげで5年間という期間に大きな成果を出すことができましたが、やっぱりと言うか、当然と言うか、股関節に抱えていた変形症が悪化して右足が上手に動かなくなりました。

これは私が考える「Compensationの法則」の一つでありまして、一生懸命頑張るとそれなりの得られるものがあるということなんですが、それがあまりにもうまく行きすぎると、どこかに必ずひずみが出てくる。

だから、右足が痛くなって歩くのに不自由するようになったということは、仕事があまりにも順調に進んだために、それと引き換えに1つハンディを背負わされたのではないかと、私は考えるのです。

では何のためにそのハンディを背負わされたのかと言うと、強制的に何らかの行動制限をかけないと私は限界を超えて突っ走るからで、皆さんよくご存じだと思いますが、まともに休暇も取らずに、仕事仕事で動き回っていることが全く苦になりません。でも、「それじゃあいけませんよ」という神様からの教えが、今の私の右足に来ているのです。

社長には働き方改革などという言葉はありませんからね。

だから私は、この足の痛みをありがたく受け入れることにしていて、そういう前提条件の中で、多分自分の頭で考えていることの7割程度のスピードで物事をこなしているのであります。

というように神様のお話になりますと、また違う方向へ行くことになるといけませんから、実は上越から静岡へ引っ越し代をケチったもんですから、自分でやることが多くなりすぎまして、せっかく小康状態を保っていた関節症が今少しぶり返してしまっているようなのでありまして、「もう少し上手にお金を使いなさい。」という神のお告げなのかもしれません。

(おっ、また神様か)

でもね、世の中にはとても不思議なことってあるものでして、振り返ってみると「なぜ、あの時、あんな行動をしたのだろうか?」と思うことってあるんですよ。

そして、それがすべての源になっていて今日に続いていると言いますか。

そういうことって本当にあるねって、今日も大切な人と過去を振り返って「不思議だねえ」という会話をしたのであります。

以前にもこのブログでお話したことがあると思いますが、例えばご飯を食べに行くでしょう。

予約のお店じゃないですよ。

フラリと入ったお店なんですが、自分が入った時はガラガラだったんですけど、ふと気が付くと満席になっている。

こういうことって本当によくあるんです。

たぶんお店の人にとってみれば千客万来の福の神に見えるのかもしれませんが、こちらは無意識なんですけどね。

でも、なんでそのお店に入ろうと思ったかはよくわかりません。何となく選んだお店が、です。

こういうのを「場」って言うのでしょうが、つまり、場を作る「気」が出ているんだと思います。

ということで、明日からの新しいお仕事は、頭で考えていることの7割程度の力でやって行こうと心に誓っておりますので、皆様どうぞご安心ください。

さて、来年の今頃はどうなっているでしょうかね。

千客万来、楽しい「場」を作ってまいりますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。

ここも千客万来でしたね。盛り上げていただくお力は皆様方が頼りです。

引き続き大井川鐵道でお会いできる日を楽しみにしております。